オゾン発生器の寿命はどのくらいですか?

オゾン発生器の寿命はどのくらいですか?

オゾン発生器の製品寿命を考える際、「使用頻度」「メーカーごとに異なる製品寿命の考え方がある」この2点を考慮すると、「オゾン発生器の製品寿命は◯◯年です」と一概に回答することはできません。

一般論を言えば、業務用と呼ばれるもので2〜7年、家庭用と呼ばれるもので1〜5年程度というところでしょうか。
「オゾン発生器の製品寿命」といったような定義が特にあるわけではなく、製品寿命の考え方や耐用年数の設定などについては各メーカーで異なります。
そのため、もっとも間違いがない確認方法は、購入を検討している製品を製造販売するメーカーに直接問い合わせて確認することです。

このご質問に対する回答は以上となりますが、せっかくですから、オゾン発生器の製品寿命についてもう少し詳しく解説したいと思います。
興味がある方はどうぞ読み進めて下さい。

電気製品の製品寿命

細かいことかもしれませんが、まずは言葉の定義を。
「電気機器」「電気製品」この2つは同じものを指します。
電気を使って利用する製品はほぼすべて「電気機器」「電気製品」と呼びます。

「電化製品」これは、元々は手動や電気を使わない別の方法でやっていたものが、電気化されたもので代表的なものとしては掃除機や洗濯機があります。
ですから、電気機器や電気製品と電化製品は厳密にはちょっと異なります。
そして、電化製品も「電気機器」や「電気製品」のなかに含まれます。

せ、先生、なんだか逆に頭の中がややこしくなってきました、、、
これは失礼しました。では、わかりやすく図にしてみましょうか。

なるほどオゾン運営事務局

電気機器・電気製品・電化製品の言葉の定義

なるほど、電気機器や電気製品のなかの限られたものを電化製品と呼び、電化製品も大きな括りでは電気機器や電気製品と言えるわけですね!
はい、おっしゃるとおりです。

なるほどオゾン運営事務局

扇風機、冷蔵庫、空気清浄機、加湿器、オゾン発生器などの電気製品を長年使用して経年劣化が原因で発生する発火事故は、後を絶ちません。これは、ゴムやプラスチックなどの材料の経年劣化、配線の接続部の過熱、電気・電子部品の故障などを起因とするものです。
材料や電気部品は、時間を経るに従って劣化し、あるいは摩耗してその機能を失うか変化します。
電気製品である以上、時間経過とともに部品や材料は寿命を迎え、いつかは使いものにならなくなります。

電気製品には、安全に使用できるだけではなく、「安全に壊れること」も要求されます。
壊れる際、感電の危険性やケガの恐れ、製品の発火などは未然に防ぐ必要があります。
電気製品の寿命を決定しているのは、材料・電気・電子部品です。
また、それらの寿命の定義は様々ですが、製造メーカー側としては、壊れた場合の製品の危害の程度を見極めて設計したうえで、各製品の製品寿命を設定する必要があります。
言ってみれば、製品寿命に定義や決まりがあるわけではないため、何の根拠もなく(あるいはその根拠を公開せず)、デタラメな製品寿命を設定しているメーカーもないわけではありません。
そのため、消費者側としては、そういう部分でも、信頼できるメーカー選びが大切なポイントになると考えておくべきでしょう。

オゾン発生器の製品寿命は何を基準に設定されているのか

たとえば、自動車を例に考えてみると、日本では「10年経過または走行距離10万km」で自動車の価値が0円になるとされます。
もちろん、なかには20万km以上走ったり、10年以上経っても人気がある車種には値段が残ったりすることもあります。
では、自動車の寿命と考えた場合、何を基準にするのかというと、エンジンです。
考え方はさまざまありますが、日本車のエンジンは概ね30万km程度が寿命と考えられ、エンジンが寿命を迎えたとき、自動車としての寿命を迎えると考えられます。
エンジン以外の部品は、経年劣化しても交換すれば問題ありませんが、エンジン自体が寿命を迎えたときには、それが自動車としての寿命であると考えて差し支えないでしょう。

では、電気製品であるオゾン発生器の寿命は、主に何を基準に考えられるのかというと、「放電管」と呼ばれる部品です。
オゾン発生器内部にある放電管と呼ばれる部品で、オゾンが生成されます。
放電管は、自動車でいうところのエンジンであり、オゾン発生器の心臓部ともいえるものです。
自動車の場合「エンジンの寿命が自動車としての寿命」と言いましたが、エンジンを積み替えれば当然自動車としての寿命は伸びます。しかし、よほど愛着がない限り、エンジンを積み替えてまで同じ自動車に乗る人は多くはいません。
一方、オゾン発生器の場合は、放電管を新品に交換してまたそこから数年間使用するケースは少なくありません。
その理由は、オゾン発生器の放電管交換の場合、新品交換するコストがさほど高くないため、自動車のように「エンジンを積み替えるくらいなら新しい自動車を購入したほうがいい」とはならないからです。
つまり、オゾン発生器の場合は「新しいオゾン発生器を購入するより、放電管を新品にしたほうが圧倒的に安くすむ」ということです。

放電管の寿命について

放電管の寿命の考え方についても、国やメーカーなどによって実にさまざまです。(定義や決まりがあるわけではない)
たとえば、オゾン発生器業界の4大メーカー(オーニット・タムラテコ・オゾンマート・エコデザイン)と呼ばれる内の1つであるオゾンマートでは、製品寿命や放電管について次のように考えられています。

弊社では、工場出荷時のオゾン生成量の、70%以下のオゾンしか生成出来なくなった場合を寿命と定義しています。オゾン自体に臭いがあり、その臭いが明らかに薄くなった状態を、70%としていますので、寿命かどうかはこの臭いの強さで把握出来ます。オゾンのニオイが薄くなったと感じられたら放電管の交換が必要です。放電管を交換すれば、ほぼ新品同様の状態で使用することができます。

-オゾンマート「製品寿命の考え方」から

これは数あるメーカーのなかでも、非常にわかりやすい製品寿命の考え方であると言えます。
オゾン発生器の放電管は、オゾンを生成すればするほど、使えば使うほど、摩耗したり、付着物などが原因で生成効率が徐々に低下していくのが一般的です。
おそらく、オゾンマートなどが言う「70%以下」とは、かなり余裕を持って考えられた数字であると推察されますが、だからといって、オゾン生成効率が50%や30%に低下するまで使用を続ければ、放電管以外の部品への負荷も大きくなり、電気製品に要求される「安全に壊れること」が担保されない可能性もあり得るでしょう。

まとめ〜製品寿命の定義について言及している誠実なメーカーのオゾン発生器を購入しよう

オゾン発生器の製品寿命については、家庭用・業務用問わず、「◯年程度」と公表しているケースであっても、その理由に一切触れられていないどころか、直接問い合わせをしても明確な回答が得られない場合も少なくありません。
直接問い合わせをしてよくあるパターンは「使用頻度や環境にもよるので一概に答えられない」とだけ言われ、結局聞きたいことを教えてもらえないパターンです。
もちろん、その回答は正しくもあるのですが、誠実な企業は「使用頻度や環境にもよるので一概には答えられないが、たとえば1日◯時間、週◯回の頻度で◯◯(製品名)を使用した場合、おおよそ◯年程度の製品寿命(耐用年数)となります」などと、詳しく説明してくれるものです。

これを読まれているあなたが企業担当者様なのか、あるいは個人様なのかは分かりませんが、オゾン発生器やオゾン水生成器をご購入の際は、是非そういった誠実なメーカーの製品を購入されて下さい。

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